3つの重点政策と区政経営方針

重点政策Ⅰ

誰一人取り残さないSDGsのまちを実現します

展開1 子育て・教育環境の充実が定住を生みます

  • 公園内にあるこども動物園や中央図書館・スポーツ施設などを中心に、SDGs未来都市“板橋”のめざす「子育てのしやすさが定住を生む」まちづくりを推進します。
  • 子ども家庭総合支援センター(ISCF)を中心に関係機関と連携し、支援対象となる児童への見守り強化とともに子育て世帯の孤立を防ぐなど、総合的で切れ目のない子育て支援のさらなる充実を図ります。
  • 区内初となる志村小と志村第四中学校の施設一体型小中一貫校を整備するほか、旧上板橋第二中学校を仮校舎として活用しながら上板橋第一中学校を改築し、魅力ある学校づくりをさらに進めます。
SDGsを体現する「板橋こども動物園」

展開2 地域共生が社会的課題を解決します

  • 子ども・高齢・障がい・生活困窮など地域生活の課題を包括的に支援するため、地域と専門機関をつなぐコーディネーターを配置するほか、生活に関わる相談窓口のワンストップ化を図ります。
  • 顕在化・深刻化しているヤングケアラー、ひきこもり、ケアリーバー、医療的ケア児などの課題解決に向け、専門相談窓口の設置やケアリーバーへの支援充実、区立幼稚園・学校における受入態勢強化などに取り組みます。
  • 学校の部活動について、教員の負担軽減とともに、少子化が進んでも将来にわたり、子どもたちが文化やスポーツに親しむことができる機会を確保するため、複数校合同による実践研究モデル事業を実施しながら、国の方向性を踏まえ、地域移行の検討を進めます。
ファーストレゴリーグブラジル大会

展開3 安心・安全なまちを未来へつなぎます

  • 新河岸陸上競技場と堤防を連絡通路でつなぎ水害対策を強化するとともに、スポーツ環境の充実を図る「かわまちづくり」に取り組みます。
  • プラスチックごみ分別回収の令和6年度開始をめざし、中間処理や収集運搬方法等を調査・検討し、資源循環型社会の実現に取り組みます。
  • 2050年にCO2排出量実質ゼロを実現するゼロカーボンシティをめざし、再エネ100%電力の導入や環境アクションポイントによる行動促進、建築物のZEB化などに積極的に取り組みます。
「かわまちづくり」連絡通路イメージ図

重点政策Ⅱ

新しい技術や価値が暮らしを豊かにするまちを実現します

展開4 デジタル技術の活用がサービスの質を高めます

  • 児童・生徒に一人1台配備した端末を最大限活用するスマートスクールプロジェクトをさらに推し進め、特別支援学級における個別支援の充実や電子黒板・無線LANの追加配備などによる質の高い教育を実現します。
  • デジタル地域通貨「いたばしPay」の普及によって、キャッシュレス決済の推進と地域経済の活性化を図るとともに、ポイント制度を利用して健康増進や環境行動促進など行政課題の解決に取り組みます。
  • 最先端のデジタル技術を活用し、人流や3D空間の把握による検討の精度を高め、高島平地域においてデジタル技術を活用したイベント等を実施するなど、まちづくりや政策のデジタルトランスフォーメーションを進めます。

展開5 窓口サービスの質や手続等の利便性を高めます

  • マイナンバーカードのさらなる普及を図り、オンライン申請など利便性を高めるほか、区公式LINEの開設、公共施設利用料のキャッシュレス決済対応などによってサービスを一層向上させます。
  • スマートフォンを利用した「書かない窓口」の実施や、「おくやみコーナー」の設置など、利便性の向上と区の行政手続きにかかる不安解消を図ります。
  • デジタルに不慣れな方に十分配慮し、スマートフォン講習会の開催や丁寧な相談窓口の設置など、デジタルデバイドの解消に取り組みます。
マイナンバーカード出張申請

展開6 公民連携で共に課題を解決し新しい価値を創ります

  • これまで培ってきた企業・大学等との連携を強化し、民間の提案などを取り入れ、ともに地域課題を解決しながら新しい価値を創る取組を進めます。
  • 「絵本のまち」や「SDGs未来都市」のブランド構築にあたり、広く区民や企業・専門家等とともに新しい価値の創造に取り組みます。
  • 光学やBIM・ロボティクスなどの技術や知識を社会実装に取り組む企業や教育機関とともに、様々な区政課題の解決と新しい価値の創造に取り組みます。
工都光学展のBIMモデル

重点政策Ⅲ

板橋の魅力が定住と交流を促すまちを実現します

展開7 「絵本のまち」など板橋のブランド力を高めます

  • 中央図書館を拠点に、美術館をはじめ様々な事業や主体が連携しながら「絵本のまち」をブランドとしてはぐくみ、ユネスコ創造都市をめざして区政全般にわたり推進していきます。
  • 「光学の板橋」や「板橋のいっぴん」など独自性や先駆性を打ち出し、産業ブランドの魅力を創造・発信することで、地域経済の活性化や地域課題の解決に取り組みます。
  • 「農のサポーター」を育成し、収穫体験事業の拡充や、板橋ふれあい農園会による学校給食食材提供事業の補完に活用するなど、不足している農の担い手となる人材確保に取り組みます。
ボローニャ絵本館・ボローニャギャラリー

展開8 魅力ある公園とともに文化・スポーツ・子どもをはぐくみます

  • 国史跡に指定された陸軍板橋火薬製造所跡を史跡公園として整備する計画づくりや新たな技術を活用した展示等による機運醸成に取り組みます。
  • 交通公園として親しまれる板橋公園について、隣接する旧大山小学校跡地との一体活用を図り、子育て世帯をはじめ誰もが楽しみ、交流が生まれる公園への再整備に取り組みます。
  • 都立城北中央公園及び調節池の上部を一体的に活用したスポーツ振興・余暇活動の充実に資する再整備を関係区とともに東京都へ求めていきます。
BIMで復元した理化学研究所

展開9 駅や商店街を中心に未来志向のまちづくりを進めます

  • 大山駅周辺及び上板橋駅南口駅前周辺において再開発事業や駅前広場の整備を推進し、災害に強く、にぎわいと魅力あるまちを創出します。
  • 板橋駅周辺では、JR用地と区有地を一体活用した板橋口再開発事業や西口再開発事業、及び駅前広場の整備に取り組み、区の玄関口にふさわしい交流拠点を形成します。
  • 高島平地域では、旧高島第七小学校周辺及び高島平駅周辺を合わせた交流核エリアにおいてSDGsを指向するまちづくりを進めます。

区政経営方針

「もてなしの心」「未来への責任」「高い使命感」による質の高い区民本位の区政運営を推進します。

「もてなしの心」は、最初に区長に就任した当時から変わらず大切にしている信条です。例えば、「書かない窓口」の実施などデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させる一方で、「おくやみコーナーの設置」やデジタル環境を苦手とする方へ十分に配慮するなど、「もてなしの心」による「あたたかい区政」を推進します。

誰にでもわかりやすい絵本のように、行政サービスの情報や区が掲げる将来ビジョンを理解しやすく、魅力的に発信するなど、わかりやすい区政を推進します。

外国人や障がい者、LGBTQなど多様性を認め合う共生社会をめざし、やさしい日本語や手話の普及、バートナーシップ制度の導入、ユニバーサルデザインの推進などに取り組みます。

板橋の宝である子どもたちのために「未来への責任」を果たし、持続的に発展可能なまちをつくる「高い使命感」をもって区政経営を推進します。